確定拠出年金は、予め決められた掛金を毎月拠出し、掛金とその運用益によって給付額が決まる年金制度です。
毎月の拠出額が確定しているため「確定拠出」と言います。
確定拠出年金の主な特徴は、以下の通りです。
・年金資産が個人毎に明確に区分されている。
・加入者自らが運用を指図する。
・掛金と運用収益をもとに給付金額が決まる。
・転職や離職の際に自分の年金資産を移すことができる。
・運用商品を買い換えたり、購入割合を変更することができる。
・原則60歳から受け取ることができる。
・税の優遇措置がある。(拠出時、運用時、給付時)
なお、この制度は、米国の内国歳入法(日本の所得税法に該当)の401条k項を満たす年金制度を参考にしていることから、「日本版401(k)」と呼ばれることもあります。