平成14年12月より日銀から発表されている物価指数。
従来、卸売物価指数として発表されていたものから調査対象品目の見直しや増加、価格調査方法の見直し等、内容を一部変更したうえで、企業物価指数と改称された。
企業間で取引された商品の取引価格水準を表したもので、景気の動向を判断する上で重要な指標のひとつ。
国内市場向けの国内生産品の企業間における取引価格を対象とした国内企業物価指数、輸出品が本邦から積み出される段階の価格を対象とした輸出物価指数、輸入品が本邦へ入着する段階の価格を対象とした輸入物価指数の3つの指数で構成されている。(⇒卸売物価指数、消費者物価指数)