インフレーション(インフレ)とは、モノの値段が継続的に上がり続け、お金の価値が下がっていくことです。
例えば、預金をした場合、利息や元本があらかじめ決められていますが、満期までにインフレが進むことで利息や元本の実質的な価値が下がってしまうことがあります。
簡単にいうと次のようなことです。
いま、お金が100円あれば100円のモノが買えます。この100円を利率1%の金融商品に5年間預けたとします。
その5年間にモノの値段が年平均2%上がると、100円のモノは110円になっています。
これに対して、金融商品は5年後に利息合計105円(※)です。
これでは、5年前に買えたモノが買えなくなってしまいます。
これがインフレーションリスクというわけです。 (※単利で計算した場合です。手数料や税金などは、考慮していません。)